lanケーブルはWi-Fiなどの無線の通信方法とは異なり、有線で端末に接続するため電波の干渉を受けづらいという魅力がありますが、より速度を求めるのならMbpsに注目してlanケーブルを選ぶことが大切です。Mbpsとはlanケーブルが1秒間に送受信可能なデータ量を指します。例えば「100Mbps」であれば1秒間に100Mbitのデータ量を送信することが可能です。数値が大きいほど通信速度が速くなり、MbpsのほかにもGbpsやTbpsといった表記もあります。
Gはギガ、Tはテラを表していているためより多くのデータを1秒間に送受信可能です。気を付けたい点としては速いインターネット回線に契約しても、速度の遅いLANケーブルを使用するとケーブルの速度に引っ張られてしまうことです。そのため速さを重視する時には通信規格にあったlanケーブルを選択する必要性があります。カテゴリ5以上のものであれば100Mbps、カテゴリ6以上であれば10Gbpsに対応しています。
速度の速いプランなのに通信が遅いと感じるときにはケーブルの規格について調べてみるのもよいでしょう。lanケーブルは日光が直接あたる場所など高温の環境に置くと経年劣化するほか、抜き差しを頻繁に繰り返すことで先端のコネクター部分が歪んでしまうこともあります。よいケーブルを手に入れた後は、使い方にも注意するとより速度を速めることができますので、参考にしてみてください。