近年はスマートフォンが大きく普及し、誰でも気軽に写真を撮ることが出来るようになりました。また、スマートフォンより高画質な一眼レフカメラを持ち歩き、街中の光景やちょっとした自然を写真に収める「カメラ女子」も増えてきています。しかし、写真は撮っただけで完結するものではありません。数多くの写真の中からお気に入りの一枚を選び出したり、思いがけず写ってしまった不必要な部分を取り除いたり、特殊効果を使って対象物を強調させたりといった編集作業を経て、作品が完成するのです。
その編集作業は、撮影した写真のサイズが大きくなるほど高性能なパソコンが必要になります。特に、一眼レフで撮影した写真は「RAW形式」といって、非常に高品質であるとともに容量も大きく、編集するには処理能力が高いパソコンが必要になります。写真の編集を行うのに重要な部分はCPUです。編集で行う処理はCPUの性能によって大きく必要時間が変わります。
また、メモリも非常に重要です。写真編集ソフトウェアはメモリを大量に使用する代表的なソフトです。メモリの容量が大きければ、CPUが一度に大量のデータを処理できるため、快適な編集作業が行えます。編集した写真データを保存することも大切です。
2台以上のハードディスクを使って、常にバックアップを保存できるRAID機能を使えば安心です。最初に設定を済ませてしまえば意識しなくても自動でバックアップされ、2台のハードディスクが同時に壊れない限り、写真データを失うことがありません。カメラをより楽しむために、最適なパソコンを選びましょう。