企業でパソコンを貸与されている場合、管理者権限を与えられずに、予めインストールされた必要なソフトのみでの利用が決められている事があります。またストレスを感じる事無く利用出来るパソコンを、貸与されるとは限りません。それは、その企業のセキュリティポリシーやコスト管理等の問題が絡んでいるでしょう。ですから、とりあえずストレスを感じながらも何とか動作するスペックであれば、当該のパソコンを使わざるを得ないというのが一般的でしょう。
更に言えば管理者権限が無ければ変更が出来ない、不要だと思われるサービスの停止を求めても、社内で決められたルールに反すれば実行に移すのは困難でしょう。それでは、諦めてストレスを感じながら仕事をしなければならないのかというと、出来る事はあります。次の二点を試してみると良いでしょう。一つ目としては、一般ユーザーが出来る単純だけれども効果がある方法としては、アニメーション効果等の視覚効果を全て無効にする事で、幾らかパフォーマンスを向上させる事が出来るでしょう。
二つ目は、人によってはワープロソフト等で作成したファイルをデスクトップに置かないと気が済まないという人がいます。画面一面にファイルやフォルダーが並んでいるという状況では、何らかの処理をする度に再描画する処理にCPU等のリソースを奪われる可能性がありますので、自分のアカウント名の配下等の一箇所にファイルを作る様にすると、良い効果が期待出来るかも知れません。なお、管理の厳しい職場では一つ目の方法でさえも禁止されている可能性があるので、念の為、職場の上司等に確認してから実行すると良いでしょう。