保育士のお仕事は、主に子供たちの衣食住のお世話になります。パソコンを使う場面は一般的な会社員の男女よりもおそらく低いはずです。ただ、それでも今日ではパソコンを仕事の中で自然と利用する機会が増えてきているはず、年間スケジュール表を文書作成ソフトで作ったり、保護者向けのプリントをプリンタで印刷したりと、昔に比べて要求される技術が増加しています。勿論、パソコンが全くダメでも保育士としては一人前になれるでしょう。
しかし、パソコン教室に通い、そこでスキルを向上させた方が何かと安心です。自分一人で出来る作業が増えますし、同僚にプリントの清書や印刷を無理言って頼まずに済みます。また近年では子供たちや保護者の情報が、紙の書類ではなくデータ化されている事も多いはずです。保育所によっては園長や上司の方が、パソコンで情報を一括管理しており、そこで働く保育士の方もパソコンスキルが無いと、仕事に差し支えが出る事があります。
またパソコン教室で基本的なセキュリティ対策を学んでおく事は、情報を預かる社会人として大事な仕事です。実際に最近では教育者の方々が、大事な子供や保護者の情報を詰まったデータを紛失したり、流出させてしまう等の事故が多発しています。町のパソコン教室に通い、コンピューターウイルスの脅威やその予防法について学んでおく事はとても重要です。保育士仲間全員で、パソコン教室に通えば寂しくありませんし、みんな揃ってスキルアップに励めますので、一石二鳥です。